こんにちは、ただほんです。
今日は、皆様に「大どんでん返しミステリ小説12選」をお送りします!
はじめに
「大どんでん返しミステリ小説12選」。
ミステリは最後の最後まで分からないものですが、途中途中で誰が犯人だろうか、どう言うことだろうか、推理していくことがとても面白いです。
今日は、本好き介護士のただほんが自分が好きな、びっくりしたミステリ小説12選を皆様にお伝えしたいと思っています。
もう知っている小説やまだ知らない小説もあるかもしれませんが、是非興味を持って読んでみてください!
方舟(はこぶね) 夕木春央著
とても話題になったミステリです!
『方舟』は、地下建築に閉じ込められた者たちが助かるために、殺人の犯人を見つけ出し、犯人を犠牲にし、脱出を計画する物語です。誰が犯人か、疑心暗鬼になるなる仲間たちの、揺れ動きが見ものです!
誰が助かるのか、最期まで分からないミステリでした!『方舟』のついてのブログもあります。
誰が犯人か、誰が助かるのか、推理しながら読んでいったら、面白いですよ!
俺ではない炎上 浅倉秋成著
ある日突然、「女子大生殺害犯」とされ、実名、写真付きでネットに素性がさらされ、大炎上している男。事実無根だが、誰一人として信じてくれない。会社も、友人も、家族でさえも。
読書メーターより
ほんの数時間にして日本中の人間が敵になってしまった。必死の逃亡を続けながら、男は事件の真相を探る。
最期の結末は、正直、こわいです!
40代、50代超えると周りが見えなくなるかもですので、自分の身ももう一度考えてみようと思う作品でした。
Twitterの炎上ってやばいですね。『俺ではない炎上』についてのブログ。
名探偵のままでいて 小西マサテル著
かつては小学校の好調だった切れ者の祖父は、七十一歳となった現在、幻視や記憶障害といった症状の現れるレビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。しかし、孫娘の楓が身の回りに起きた謎について話すと、祖父の知性は生き生きと働きを取り戻すのだった!そんな中、やがて楓の人生に関わる重大な事件が…。2023年第21回『このミステリがすごい!』大賞、大賞受賞作。
読書メーターより
レビー小体型認知症という病気を患った安楽椅子探偵のミステリです。
最期は、そうつながるか!って思いました!『名探偵のままでいて』についてのブログ。
硝子の塔(がらすのとう)の殺人 知念実希人著
ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、地上11階・地下1階の硝子の塔に集まった刑事、霊能力者、小説家、料理人など難癖のあるゲストたちによって、硝子の塔で起きた謎が謎を呼ぶ殺人事件と13年前の事件の因果が解き明かされていくさまを描く。2022年本屋大賞ノミネート作品。
wikipediaより
誰が犯人で、誰が名探偵なのか、最期までわからないミステリでした!初っ端から犯人が出てきて話を勧めていきます。知念実希人さんの小説の中で個人的には一番好きなミステリです。
『硝子の塔の殺人』についてのブログ。
屍人荘(しじんそう)の殺人 今村昌弘著
神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と明智恭介は、曰くつきの映研の夏合宿に参加するため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子とペンション紫湛荘を訪れる。しかし想像だにしなかった事態に見舞われ、一同は籠城を余儀なくされた。緊張とこんらんの夜が明け、部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。それは連続殺人の幕開けだった!奇想と謎解きの脅威の融合。衝撃のデビュー作!
本の裏表紙より
ゾンビによる特殊ミステリです。ゾンビに囲まれ逃げ場がない状態で作られたクローズドサークルです!
これは、なかなかすごいミステリでした!
『屍人荘の殺人』についてのブログです。
霊媒(れいばい)探偵 城塚翡翠(じょうづかひすい) medium 相沢沙呼著
推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。
本書裏表紙より
一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。
一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。
だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていたー。
この小説ですごいと思うのは、始めの城塚翡翠の印象と最後の城塚翡翠の印象が、完全に反転することです。
必ず最後まで読むとびっくりすること間違いなしです!
録音された誘拐(ゆうかい) 阿津川辰海著
誘拐されたのは探偵。家族の危機を救うのも探偵。謎めいた依頼を受けたのも探偵ー誘拐犯に立ち向かうのも探偵。
大野探偵事務所の所長・大野糺が誘拐された!?耳が良いのがとりえの助手・山口美々香は様々な手掛かりから、微妙な違和感を聞き逃さず真実に迫るが、その裏には15年前の事件の影があった。誘拐犯VS.探偵たちの息詰まる攻防、二転三転する真相の行方は……。
どんでん返しに次ぐ、どんでん返し!新世代本格の旗手が描く今年最大の逆転ミステリー開幕。本当に騙されていたのは誰だ?
本書帯より
「透明人間は密室に潜む」の短編集に入っている耳の良い探偵シリーズの続編です。
主人公の山口美々香や所長・大野糺の背景がよく分かる小説です。
探偵がまず誘拐されているところから物語が始まっていきます。主人公・美々香の能力を使い事件に迫っていきます。
『録音された誘拐』についてのブログです。
モリアーティ アンソニー・ホロヴィッツ著
アンソニー・ホロヴィッツ作の「モリアーティ」です。シャーロック・ホームズに出てくる宿敵「モリアーティ」がメインのミステリです。
シャーロック・ホームズと彼の宿敵モリアーティが、ライヘンバッハの滝に姿を消した。事件を追って現場を訪れたのは、アメリカの探偵フレデリック・チェイスと、スコットランド・ヤードのアセルニー・ジョーンズ警部。二人は情報交換の末、モリアーティに接触しようとしていたアメリカ裏社会の首領、クラレンス・デヴォルーを捕らえるため、行動を共にすることなる。ホームズの捜査方法を模倣するジョーンズ警部の活躍もあり、デヴォルーの正体へと迫っていく二人だったがー。
『最後の事件』の前後には、何が起こっていたのか?
探偵と刑事の「タッグ」を通して描く、衝撃のクライム・ストーリー!
Amazon商品紹介より
とにかく、面白かったです!『モリアーティ』についてのブログです。
ただ、後味は超気持ち悪いものでした!是非読んでみてください!
ピザ宅配探偵の事件簿 猫森夏希著
宅配ピザの常連客が強盗に殺され、容疑者の元配達員も死んだ。盗まれた金品はどこにいった?(第1話)オンライン越しに見えた同僚の恋人は、殺人犯として指名手配された男にそっくりで…。(第2話)マンションで起きた殺人事件。被害者の口元からは、つけていたはずのマスクが消えていた。(第3話)行く先々で事件に遭遇するピザ配達員が、美味しいピザと共に華麗な推理を披露する連作短編集!
本の裏表紙より
とにかく読みやすいですし、主人公のピザ宅配員の新人、橋口昇がどの事件にも現れます。
彼がなぜ、事件に関わってくるのか、その謎は最後には解き明かされていきます!
『ピザ宅配探偵の事件簿』についてのブログです。
神薙虚無(かんなぎうろむ)最後の事件 紺野天龍著
多重解決&作中作ミステリで最後まで結末がわかりません!
オルゴール館に封印された謎が、今、開かれる。大学二年生の白兎(はくと)と、彼が淡い恋心を抱く後輩の志希(しき)。
二人は路上で倒れ込む唯(ゆい)と出会う。彼女が手にしていたのは、唯の父、御剣大(みつるぎまさる)が、著した20年前のベストセラー『神薙虚無最後の事件』。
「神薙虚無」シリーズは、実在した名探偵·神薙の活躍を記したミステリで、最終巻では解かれるべき謎を残したまま完結し、好事家の間では伝説となっているという。
白兎と志希は、大学の「名探偵倶楽部」に所属する金剛寺(こんごうじ)らと作品に秘められた謎を解こうとするのだがー。
過去と現在、物語の中と外、謎が繋がり、パンドラの箱が開くとき、目にするのは希望か絶望か!?多重解決&作中作ミステリの新たな金字塔が誕生!
本書帯より
このミステリの面白いところは、「名探偵倶楽部」の4人がそれぞれ過去の謎を解き明かしていきます。
その『解き明かし』が面白く4回も聞けて超幸せでした!
『神薙虚無最後の事件』についてのブログです。
十角館の殺人 綾辻行人著
名作ミステリです!450ページの大作です。
十角形の奇妙な館が建つ孤島·角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。館を建てた建築家·中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
本書裏表紙より
孤島に集められた人たちが1人、また1人と殺されていきます。
そして誰もいなくなる…。超ミステリです!
『十角館の殺人』についてのブログです。
占星術殺人事件 島田荘司著
ミステリ小説といえばと言う作品です!
これも超大作です。
密室で殺された画家が残した手記には、六人の処女の肉体から完璧な女=アゾートを創る計画が書かれていた。その後、彼の六人の娘たちが行方不明になり、一部を切り取られた惨殺遺体となって発見された。事件から四十数年、迷宮入りした猟奇殺人のトリックとは!?名探偵御手洗潔を生んだ衝撃作!
本書裏表紙より
「御手洗潔シリーズ」の1作目です。御手洗潔は「ホームズ」みたいで面白いですね。
ミステリ好きの方はもう読んでいるかもしれませんが、おすすめです!
『占星術殺人事件』についてのブログです。
まとめ
ミステリは、ただほんにとって「異世界探訪」です。
実際の世界でそんなに殺人事件になんか出会いたくはないですが、ただ、小説の中では何でもありですし、謎を解く天才なんかも出てきますし、面白いです。
本は毎月なにかしら出版されています。なんか「わくわく」しませんか?
是非是非、読んでみてください!
またこれが面白かったよ、なんて教えてくださったらうれしいです!