こんにちは、ただほん です。今回は、ロバート・A・ハインライン著の不朽の名作「夏への扉」です!
夏への扉
「夏への扉」は、1956年に出されたアメリカのSF作家のロバート・A・ハインラインの作品です。1956年に、1970年から2000年とタイムトラベルをする小説を書いているのが、まず、面白いです。
山崎賢人さん主演で映画化されるのを聞き、原作を読んでみました。ちなみに、映画まだ見ていません!(そのうち見ようと思っています。)
では、内容に入っていきます(・ิω・ิ)
あらすじ
発明家のダン・デイヴィスは、信頼していた親友と恋人に裏切られ、
発明品も騙し取られ、薬を打たれて冷凍睡眠にかけられてしまいます。
30年後、目覚めたダンが見たものは、テクノロジーの進化と、驚くべき未来の真実でした。
ダンは、本当の幸せをつかむため、時間旅行に出かけます。ダンは、本当の幸せをつかめるのか…
という内容です。SFであり、ラブストーリーであり、悪と善がはっきりしていて、とても読みやすい内容になっています。
SFでありながらも、ファンタジー的要素もあります。いわゆるドラえもんの世界ですね。
登場人物
1970年
・ダン・ディヴィス…主人公、天才発明家
・ピート…猫、ダンの飼っている猫。
・マイルズ…ダンの親友
・ベル…ダンの婚約者(すぐ、裏切り、マイルズと結婚する。)
・リッキィ…9歳、マイルズの娘
2000年
・トウィッチェル博士…タイムマシーンを発明した人物(未完成だが)
・リッキィ…?
1970年
・ジョンとジェニー…ヌーディストクラブにいた夫婦でダンを受け入れ面倒を見る
・9歳のリッキィ
猫のピートは、冬になると決まって「夏への扉」を探し始める。家にあるドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じている。そして、1970年12月、ぼくもまた「夏への扉」を探していた。
裏表紙より
あらすじ まとめ
第一部は、1970年でダンがだまされ、「ゾンビ・ドラック」を打たれて、冷凍睡眠で2000年に行ってしまうところまでで、
第二部は、2000年でダンが未来を知り、リッキィを探していくところから、タイムマシーンで過去に戻るところまでです。
「これ、SFだけどラブストーリーじゃねぇ。」と思いました。リッキィを探して会うために、未来から過去に、過去から未来に、そして、会えるのか…。
最後は、戻った1970年でダン自身が、ベルに「ゾンビ・ドラック」を打たれ、冷凍睡眠にかけられるまさに、その時に裏で何があったのか、
猫のピートはその時どうしていたのか、その辺が見どころです!
リッキィと幸せになれるのか、一番の見どころです!
感想
1956年に書かれていたとは、とても驚きます。今から66年も前の小説には思えなかったです。
今のテクノロジーを予言しているかの物が出てきますし(ルンバみたいなものとか)、冷凍睡眠とか、ゾンビ・ドラックとか、そして、タイムマシーンとか、面白い内容めじろ押しです!
タイムマシーンと言えば、あっち行ったり、こっち行ったり、歴史が大丈夫かなと思ったりもしますが。
また、「冷凍睡眠」は現実的にはきついだろうなぁ。途中で溶けっちゃったりしたら怖いですね。
まあ、「タイムマシーン」も同じか。過去に行けるか、未来に行くか、分からないって言ってましたしね。
やっぱり、良い人の周りには最終的には良い人が集められるんですね。(ジョンとジェニーみたいに)
そして、正義は必ず勝ち、幸せになるんですね。
ミステリーではないですが、ミステリー的要素もあり、ある意味SFミステリーラブ小説ですね。リッキィは9歳ですが、ダンと幸せになれるために「冷凍睡眠」と「タイムマシーン」が活躍します。
最後までワクワク感は、続きます!
面白いのは、悪い人(ベル)は本当に悪だし、良い人(ジョンとジェニー)は本当に良い人で、すっきりする物語でした。古い小説でも良い小説はいっぱいあるのですね。
とても、面白いのでワクワクドキドキしたい方は、ぜひ読んでみてください\(^o^)/
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